VPSにNode.jsをインストールする方法を解説

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本記事ではJavascriptのバックエンド開発として人気のあるNode.jsをVPSにインストールする方法を分かりやすく解説します。

OSはUbuntu Linux 22.04 LTSを使います。

Node.jsはGitHubリポジトリからダウンロードしてインストールする

Ubuntu Linuxの場合、Ubuntu Linuxの標準リポジトリからNode.jsをインストールするすると最新バージョンを導入できません。そのため別方法でインストールします。します。

最新のNode.jsをインストールする方法はGitHubに掲載されているので、そのとおりに実行しましょう。

GPGキーをインポートする

sudo apt-get update
sudo apt-get install -y ca-certificates curl gnupg
sudo mkdir -p /etc/apt/keyrings
curl -fsSL https://deb.nodesource.com/gpgkey/nodesource-repo.gpg.key | sudo gpg --dearmor -o /etc/apt/keyrings/nodesource.gpg

リポジトリを作成する

最新のメジャーバージョンは公式サイトで確認してください。2023年9月時点ではメジャーバージョンが20なので「NODE_MAJOR=20」としています。

NODE_MAJOR=20
echo "deb [signed-by=/etc/apt/keyrings/nodesource.gpg] https://deb.nodesource.com/node_$NODE_MAJOR.x nodistro main" | sudo tee /etc/apt/sources.list.d/nodesource.list

Node.jsをインストールする

次のコマンドでNode.jsをインストールします。エラーが発生しなければ、これでインストールは完了です。

sudo apt-get update
sudo apt-get install nodejs -y

NginxをリバースプロキシにしてインタネーットからNode.jsにアクセスさせる

Node.jsをインストールしたら自作アプリを動かしたいですよね。わたしは普段からNginxをリバースプロキシにしてNode.jsで開発したアプリを動かしています。

Nginxのインストールや設定方法は「NginxでリバースプロキシしてFastAPIにアクセスさせる」の章が参考になります。PythonのフレームワークであるFastAPI向けの記事ですが、Nginxのインストールや設定はNode.jsと共通です。

手軽にHTTPS化する手順も合わせて解説しています。

FastAPIでつくったアプリをVPSにデプロイする手順